2009/06/22 Mon
Orchestre de Paris

6月11日Salle Pleyelでのコンサートに行ってきました.
現代音楽のプログラムで以下のとおり.
Luciano Berio
Formazioni pour orchestre
Anton Webern
Cinq pièces, op.10
Bruno Mantovani
Le Livre des illusions (hommage à Ferran Adrià), pour orchestre et électronique
一曲目のBerioは、見たこともない大編成で
ハープ3本、ティンパニ3セット、複数の鍵盤楽器などなど.
で、本来の1stVnのポジションに木管楽器が順に並んで
本来の1stVnの向かいにいるのは2ndでもVcでもVlaでもなく
なぜかコントラバス.
出てくる音はとても柔らかく、洗練されていて
こんな音で現代音楽やるのはもったいないとさえ思えるほど.
次のWebernはぐっと小編成になって、短い曲ではあったが、
静かで色彩感があって、ちょっとした休憩になった.
メインのMantovaniは、タイトルにélectroniqueと入っているので
てっきり電子楽器が編成に加わるものと思ったが違うのだ.
曲が始まる前に作曲者と、酔っ払いのおやじ風の人が出てきて
いろいろ解説するのだが、フランス語でよくわからない.
ただ、要はオーケストラの間に立っている無数のマイクから
拾われた音が一部エフェクトがかけられて
会場に配置された左右合わせて8つのスピーカーから
鳴ってくるという感じ.
これがよく調整されていて、そこに奏者がいるように聴こてきて、
実際には、遠くから聴こえてくるはずのクラリネットが
後ろからダイレクトに鳴ってくるという新鮮さ.
基本的にスピーカーの音と、生の音の区別がつかないので
物理的に動的な音楽が実現されていた.
和声とかリズムとかは今回結構古典的だったので、
次作は是非、同じ手法で和声も凝らして作っていただけると
面白いのではないのかと思った.






















